借り入れ利用の実態

消費者金融や銀行、もしくは公的機関から借り入れする。当然そこには失敗したくないという思いが強くあるものです。自分では用意ができず、どうしても借り入れ以外の選択肢が見つからないからこその決断でしょう。消費者金融も銀行も無担保の個人向け少額融資があります。いわゆるカードローンとして分類される融資であり、消費者金融もまたカードローンです。

借り入れするためにカードローンを利用するでしょう。それではその借り入れ利用の目的とはなんでしょうか?失敗しない借り入れを考えているのであれば、まずはそこから考えなくてはなりません。

このようなデータがあります。2013年にジャパンネット銀行がカードローンの利用調査を行った資料によると、利用目的で最も多いのは娯楽・交際費です。次いで多いのは生活費となっています。意外なところでトラブル対応費という項目も1割ほどの方が利用しています。

世帯の年収からみてみると、年収が高ければ娯楽・交際費の割合が高くなり、年収が低ければ生活の補てんとして利用する傾向が高くなります。いずれにしても娯楽・交際費、そして生活費が全体の利用理由の4割を超えています。実はここにも借り入れ利用を失敗しかねない理由があります。

カードローンを利用するときにはその理由として一つ考えておかなくてはならないことがあります。借り入れが継続するのか、それとも単発になるのか、それが適しているかどうかを判断ずる材料になります。

例えば娯楽費用、お金を借りることに関してだけ見てみればそれが適切ではないようにも感じられるものです。遊び目的のために、趣味のために、お金を借りることには抵抗があるかもしれませんが、実は資金目的として不適切なものではありません。なぜならその借り入れが継続しないからです。もちろん返済は継続します。問題となるのは借り入れを何度も頻発させるようであってはならないということです。

一方で毎月の生活が不足するために借り入れを行いたい、実はこちらは不適切な借り入れ理由になる可能性があります。というのも今月不足した生活費は来月も再来月も、収入や支出に大きな変動がない限り続くことになるでしょう。その都度借り入れを行うことになればそれに返済も伴われ困難な金額になる可能性は十分にあります。

一度借り入れをしたら完済するまでは借り入れをしない、これが最も安全なカードローンの利用方法です。カードローンを利用した理由として最も多いのは融資限度額の範囲は自由に借り入れができることです。しかしこれもまた危険な利用方法です。融資限度額の範囲で自由に借り入れを行っていれば気がつけば満額にまで達してしまう可能性があります。

資金使途として非常に多い生活費、カードローン理由で最も多い融資限度額の範囲内が自由に利用できるということ、このどちらもカードローンを利用するには危険な背景です。多くの人がカードローンを利用しており、多くの人が危険な使い方をしています。カードローンは失敗することはできません。ここからしっかりとカードローンの利用について考えていきましょう。

借り入れ選びの実態

絶対に失敗できないカードローン利用の第一段階として借り入れ先を選ばなくてはなりません。借り入れ先選びほど重要なことはありません。適切な借り入れ先を見つけるためには要点を押さえておかなくてはなりません。

このような統計があります。何を重視してカードローンを選んだのかというものです。もっとも多くの方が重視したのは金利です。金利は比較しなくてはならない、それは多くの方が知っている情報でしょう。次いで安心感、返済の自由度、融資限度額、手続きの手軽さ、入金までのスピードと続いていきます。

金利は確かに比較しておきたい項目です。しかし残念ながら実情は、消費者金融であれば大手3社、いずれも上限金利の18.0%が適用されます。プロミスが唯一17.8%の金利となっていますが、ほぼ18.0%と考えてもよいでしょう。そのため消費者金融同士で金利を比較するのではなく、銀行カードローンと消費者金融を比べなくてはなりません。

ところが金利だけを重視しなければならないのかといえばそうではありません。借り入れる金額や、利用期間によっては金利よりも重視なければならないことがあります。なぜ金利を考えなくてはならないのか、そして利息とはなんであるのかをよく理解していなくてはなりません。

驚くのは安心感と知名度が沸けて考えられていることです。銀行であればその銀行というくくりが既に大きなブランドであり安心でしょう。しかし消費者金融は違います。正規のものかそうではないのかを判断するだけの材料がない、借りやすい消費者金融も数多くあります。

なぜなら現在の日本には貸金業として登録している消費者金融だけで2,066社もあるからです。そのすべてをご存知でしょうか?恐らくは知っていてもプロミス、モビット、アコムの大手3社くらいになるでしょう。安心できる広告があればよいのではありません。安心できるだけの材料がなくてはなりません。消費者金融においては貸金業として登録をしていることばかりではなく、全国的な知名度があることも重要になってきます。

返済の自由度にも着目されていることもまた驚きがあります。カードローンの基本中の基本です。借入方法が多少不便であってもどうしてもお金が必要なときには借り入れを行うでしょう。足を運んでもなお、時間が迫っていてもなお借り入れには手間を惜しまないものです。しかし返済となると違います。

積極的に返済をしていくことが短期間で完済をし、なおかつ利息を小さく抑える一番のコツです。そのためには返済に自由度があり、それでいて返済手数料がかからないことが重要になります。月に何度返済をしても問題なく、手数料もかからない、それであれば例え1,000円であっても余裕な金額が出てくれば返済がしやすくなるものです。

カードローンを利用するときの借り入れ先探し、どのように行っていくことがよいのか、そのポイントを確認しながら最適なカードローンの利用を考えてみましょう。

金利を比較することの意味

カードローン選びの段階でしか選択のチャンスがないのは金利です。そもそも金利とはどのようなものなのかご存知でしょうか?金利を考えるのではなく利息を考えてみるとわかりやすくなるものです。利息は借入残高に対してプラスされる金額です。返済をするときには借りた金額のほかに利息も支払わなくてはなりません。

簡単にいえば利息はレンタル料のようなものです。例えばDVDをレンタルショップから借り入れても、借りたDVDを返すだけではありません。借りるためにはレンタル料金を支払います。DVDを無料で借りることはできません。お金を借りるときも無料でお金を借りるわけではありません。お金を借りるためのレンタル料があります、それが利息です。

利息はレンタル料のように何日でいくらと決められているわけではありません。カードローンでお金を借りたときには利息は一日ごとに計算されます。その金利を計算するための一つの項目となるのが金利、というわけです。

借入残高×金利÷年間日数365日×利用日数

まずは借入残高によって一日分の利息を計算します。そこに利用日数を掛けることによって、その日数分の利息を計算することができます。一日分の利息を何日分支払うのか、それが利息を考えるときに重要なことです。

利用方法によって変えていくことができる項目が2つ、「借り入れ残高」と「利用日数」です。一方、カードローン選びのときにしかチャンスがないのは「金利」です。このどれか一つでも抑えることができれば利息は小さくなっていきます。もしすべてを抑えることができればどうでしょうか。利息を大きく減らすことができます。

まずは本人の意識次第で変えることができる「借入残高」と「利用日数」をみてみましょう。覚えておきたいのは「1日分の利息を何日支払うのか」という仕組みです。借入残高は利息を計算されるための一番の土台になります。借入残高に対していくらの利息になるのか、となりますのでよく考えなくてはならないことが必要です。

借入残高
必要最低限の金額に抑えること、それもまた重要なことですが新たな借り入れ金額を増やさないことも注意しておかなくてはなりません。借りた金額は減らすことが目的であり増やしてしまったのでは完済までの道が遠のきます。返済を続けていくと借入残高が少なくなります。そのため借入残高が減るほどに利息も小さくなっていきます。

利用日数
実は最も重要になるのは利用日数です。1日分の利息を何日分支払うのか、それを考えなくてはなりません。約束の返済日までまたなくてはならないカードローンもありますが、返済日まで待つ必要がないカードローンもあります。それこそが返済の自由です。利用日数を少しでも減らすよう、返済日を前倒しにした返済が必要になるでしょう。

最後に金利です。初めてのカードローン利用ではその金利は多くの場合上限が適用されます。それは銀行カードローンでも消費者金融でも変わりありません。取引を実際に行い、確実に返済するという実績があれば状況は変わってくるかもしれません。

しかし、その実績がない以上金利は上限が適用されます。なぜなら、金利はカードローン業者側のリスクに比例するからです。返済が確実とはいいきれない、だからこそそこには金利の上限が適用されています。

金利は利用を始めたらこちらの意思で変えていくことはできません。最初から完済まで一貫して上限金利が適用される、そんなことは少ないことではありません。だからこそどのカードローンを選ぶのかによって適用される金利が変わります。

金利を比較する意味、おわかりになったでしょうか。カードローン選びの時にしか選択のチャンスがありません。しっかりと比較を行いましょう。

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